人工大理石について

かねてより人工大理石に対する補修方法を検討しておりました。

大抵は全体塗装後磨き作業を入れることで修繕している会社様が多いのではと思っております。

塗装をして磨く作業は単純なようで難しく、塗膜を厚く重ねることでブツや埃がつきやすく、在宅の環境下のある程度限定的な時間で仕上げることは大きなリスクであると考えておりました。

例えば1日目に塗装をした当日に磨くことはできない為、翌日まで乾燥させる場合、お客様にも気を遣っていただくことになってしまいます。多くの塗料を使用することで臭いも強くなるため、これまで積極的にお受けしてきませんでした。

又、お引き渡し後の取り扱いに関しても懸念点があり、実用性と作業効率性を兼ね備えた施工はできないものかと思案してきました。

結果として、施工範囲にもよりますが時短につながり、尚且つお引き渡し後に通常通りご使用可能な方法を確立したため、改めましてご提供を開始しております。

例えば施工事例に掲載しているような引きずり傷が増えたことによる艶落ちの施工はベタ塗り塗装しなくとも施工可能であり、お引き渡し後は別段お客様に気を遣っていただく必要もございません。

ただし深い打痕、えぐれ、ヒビなど研磨作業で消えないものに関してはパテの充填、部分的なカラー塗装、クリア塗装などが必要になります為やや施工方法は変わってくるものの、小さい傷に対し全体塗装するなどといった施工に比べて作業効率性も良く、傷つけないように乾燥を待つお客様の負担を大きく軽減することができるかと存じます。

傷の場所、状態にもよって参ります。材質にもよるかと存じます。お問い合わせにてご相談くださいませ。